「できない」の使い方
*できないの使い方
「できない」 とても使い方が難しい言葉です。
「できないときは言えよ」と、優しい上司や先輩は言います。それは後輩への配慮もあります。そして、組織の一員として働くモノとして、できなかった場合の顧客への影響をゼロに、最小限度にしたいための配慮です。
「できません」と言い過ぎるのもどうでしょう。どうやったらできるのか。そんなことを考え、できるように工夫することは、成長に必要です。
「できない」ということばは、他人に向かってはく言葉でなく、自分との戦いの結果、わき出る言葉です。自分と戦った上で、吐露する言葉。そんなに軽々しい言葉ではないのです。
●きょうの金言
金がないから何もできないという人間は、 金があってもなにも出来ない人間である。
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「変われ」でなく「変わる」ことを望む
*「変われ」でなく「変わる」ことを望む
先日、ある会社をリストラになった皆さんとご一緒しました。
もともと、リストラとはもっとも遠い場所にある会社でした。ご一緒した皆さんもそんな思いがあったのでしょう。会社への恨み辛みと、古き良き時代への懐かしさを語る会になっていました。
「会社が潰れるとは思っていませんでしたか?」
私は、少し会話が収まったタイミングで、聞いてみました。すると「潰れるわけない」と、一同口を揃えていました。結局、リストラをしない→するへの変化に対して対応できなかった人の会だな、そう思いました。会社のやり方がおかしい、創業者の理念を踏みにじっている、そんな変わった事への不満を並べています。でも、そんな変化に自分はどのように対応したのか、その点は語られません。
このようにはなりたくない、ただそう思った会でした。そのためには、変化に対応するために、考えて、工夫して、結果自分が変わらないとならない、そんなことを感じました。
●今日の名言
女心は男心よりも清らかなものである。ただ男よりもよく変化するだけだ
ハーフォード
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「継続すること」の難しさと、意外な報酬
*「継続すること」の難しさと、意外な報酬
ボヤッとしていたら、なんと四日間も更新を怠っていました。あっという間ですね。
いつの頃だったか、子供の頃のお話です。受けていた通信教育の宣伝文句に「継続は力」がありました。その通信教育の内容は、大学レベルの専門書を見なければわからない問題もありました。自分のレベルとあまりにも大きな差を感じ、継続しませんでした。
私は、バイヤーの仕事である交渉や、サプライヤーのリレーション構築、価格決定の資料にするコストテーブル作成について、あるこだわりがあります。あるタイミングで膨大な労力を費やすよりも、日々刻々と少しずつ積み上げる継続性を重視するものです。継続性によって、変化を実感することが出来ます。また、一つ一つの発生した事象について、深く考察を加えることもできます。日々刻々といっても、ある日は眺めるだけでもよい。あまり変化が無ければ、別の視点や要素を加える結果にもなります。継続は力、私は毎日少しずつと私は解しているのです。
☆今日の金言
成功の秘訣は、自分の専門に精通徹底することにある。その精通徹底は、追求心と努力の継続によってのみ得られる
ベンジャミン・デイズレーリ
ほんとうに寒くなってきましたね
リスク対応
*リスク対応
「どのようなリスクに目を向けていますか」
あーでもない、こーでもないと話をしたあげくに、
「そのように想定されるリスクだけでなく、想定外のリスク対応への準備はどのようにしていますか」
監査員からの指摘。んなもの、できるわけないでしょう?とは言えない。というのも、これ以上、時間をスポイルされたくない。おっと、せっかく監査してくださっているのに「スポイル」とは失礼でした。
しかし、正直言えば、顕在化して初めて認識されるリスクもあるし、「でたとこ勝負」という対応もあながち間違いではないはず。ただ、この場合は顕在化した瞬間から、回避/解決までに要した時間を極力短くしなければならないですね。
あとは、リスクへの事前対応と、顕在化した際に回避/解決するための対応で、どっちが効果的かということ。様々な想定外を想定内に納める果てしない取り組みよりも、顕在化したことでフォーカスでき、スピードをあげて対処が得策のはず。もちろん、簡単に誰もが想定できることはやった上で、の話。
●今日の金言
危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ 岡本太郎
最新号を今日、発行しました。
記事は4本+あたらしい取り組み1本
・Q&Aコーナーというチャレンジ
・勝負に負けない方法(牧野直哉)
・ほんとうの調達・購買・資材理論(坂口孝則)
・奇跡的な場所への旅行のススメ(坂口孝則)
・今週買ったもの(牧野直哉)
・未来調達研究所ホームページについて