内外作の考え方


*内外作の考え方


内外作は、メーカーだけが検討する内容ではありません。製造業でなくとも、企業内で必要なあらゆるリソースが、外部の専門的な知見を活用して実現できます。当然、資材調達もそのような対象になります。そうなったとき、どう対応するのか。調達購買担当者は考えなければなりませんね。


●今日の金言


幸福は毎月やって来る。だがこれを迎える準備ができていなければ、 ほとんど見過ごしてしまう。今月こそ幸福を見逃すな。 デール・カーネギー


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「できない」の使い方

*できないの使い方

「できない」 とても使い方が難しい言葉です。


「できないときは言えよ」と、優しい上司や先輩は言います。それは後輩への配慮もあります。そして、組織の一員として働くモノとして、できなかった場合の顧客への影響をゼロに、最小限度にしたいための配慮です。


「できません」と言い過ぎるのもどうでしょう。どうやったらできるのか。そんなことを考え、できるように工夫することは、成長に必要です。


「できない」ということばは、他人に向かってはく言葉でなく、自分との戦いの結果、わき出る言葉です。自分と戦った上で、吐露する言葉。そんなに軽々しい言葉ではないのです。

●きょうの金言


金がないから何もできないという人間は、 金があってもなにも出来ない人間である。

小林一三


師走です!みなさん、走ってますか?
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発言するバイヤー

*発言するバイヤー


こんな経験ありませんか?

●納期遅れを、サプライヤーからの納入遅れの責任とされた

●目標利益への未達成を、サプライヤーからの購入価格の責任にされた


こんなとき、

「どうせ、言ってもわからない」

でなく、違うなら、違うと言いましょう。根拠を示せば、発言に理解を寄せてくれることもあるはず。今、バイヤーに求められているのは発言です!


*今日の金言

近頃の若い者云々という中年以上の発言は、 おおむね青春に対する嫉妬の裏返しの表現である。梅崎 春生


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「変われ」でなく「変わる」ことを望む

*「変われ」でなく「変わる」ことを望む


先日、ある会社をリストラになった皆さんとご一緒しました。


もともと、リストラとはもっとも遠い場所にある会社でした。ご一緒した皆さんもそんな思いがあったのでしょう。会社への恨み辛みと、古き良き時代への懐かしさを語る会になっていました。


「会社が潰れるとは思っていませんでしたか?」


私は、少し会話が収まったタイミングで、聞いてみました。すると「潰れるわけない」と、一同口を揃えていました。結局、リストラをしない→するへの変化に対して対応できなかった人の会だな、そう思いました。会社のやり方がおかしい、創業者の理念を踏みにじっている、そんな変わった事への不満を並べています。でも、そんな変化に自分はどのように対応したのか、その点は語られません。


このようにはなりたくない、ただそう思った会でした。そのためには、変化に対応するために、考えて、工夫して、結果自分が変わらないとならない、そんなことを感じました。


●今日の名言


女心は男心よりも清らかなものである。ただ男よりもよく変化するだけだ

ハーフォード


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「継続すること」の難しさと、意外な報酬

*「継続すること」の難しさと、意外な報酬


ボヤッとしていたら、なんと四日間も更新を怠っていました。あっという間ですね。


いつの頃だったか、子供の頃のお話です。受けていた通信教育の宣伝文句に「継続は力」がありました。その通信教育の内容は、大学レベルの専門書を見なければわからない問題もありました。自分のレベルとあまりにも大きな差を感じ、継続しませんでした。


私は、バイヤーの仕事である交渉や、サプライヤーのリレーション構築、価格決定の資料にするコストテーブル作成について、あるこだわりがあります。あるタイミングで膨大な労力を費やすよりも、日々刻々と少しずつ積み上げる継続性を重視するものです。継続性によって、変化を実感することが出来ます。また、一つ一つの発生した事象について、深く考察を加えることもできます。日々刻々といっても、ある日は眺めるだけでもよい。あまり変化が無ければ、別の視点や要素を加える結果にもなります。継続は力、私は毎日少しずつと私は解しているのです。


☆今日の金言

成功の秘訣は、自分の専門に精通徹底することにある。その精通徹底は、追求心と努力の継続によってのみ得られる
ベンジャミン・デイズレーリ


ほんとうに寒くなってきましたね




これからのバイヤー

*これからのバイヤー


「これからのバイヤーは会社にいちゃダメだ!サプライヤーを渡り歩いて、作業内容の妥当性を確認しないと。完成したものを評価しても時間の無駄だ!」


さて、これどんな人の発言だと思いますか?


これは、私が受けた監査の担当者の、雑談時の発言です。比較的保守的な思考を持っているかと思いきや、いまさらですが環境変化を実感しました。なにもかもあれもこれもサプライヤーでやっているわけですしね。当然な話です。

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リスク対応


*リスク対応


「どのようなリスクに目を向けていますか」

あーでもない、こーでもないと話をしたあげくに、

「そのように想定されるリスクだけでなく、想定外のリスク対応への準備はどのようにしていますか」


監査員からの指摘。んなもの、できるわけないでしょう?とは言えない。というのも、これ以上、時間をスポイルされたくない。おっと、せっかく監査してくださっているのに「スポイル」とは失礼でした。


しかし、正直言えば、顕在化して初めて認識されるリスクもあるし、「でたとこ勝負」という対応もあながち間違いではないはず。ただ、この場合は顕在化した瞬間から、回避/解決までに要した時間を極力短くしなければならないですね。


あとは、リスクへの事前対応と、顕在化した際に回避/解決するための対応で、どっちが効果的かということ。様々な想定外を想定内に納める果てしない取り組みよりも、顕在化したことでフォーカスでき、スピードをあげて対処が得策のはず。もちろん、簡単に誰もが想定できることはやった上で、の話。


●今日の金言

危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ 岡本太郎


最新号を今日、発行しました。
記事は4本+あたらしい取り組み1本


・Q&Aコーナーというチャレンジ
・勝負に負けない方法(牧野直哉)
・ほんとうの調達・購買・資材理論(坂口孝則
・奇跡的な場所への旅行のススメ(坂口孝則
・今週買ったもの(牧野直哉)
・未来調達研究所ホームページについて