事業仕分けに見るとバイヤーの学ぶべき点



 Youtubeで見ても、ニュースの映像しかない。あれだけカメラに囲まれているんだから、ネットでもいいので生中継とか、フルな映像ってないものか。事業仕分けである。


 とある省庁の大臣が、説明力に乏しい官僚に怒ったとか。今までこのような予算内容の妥当性が問われることは無かったのだろうか。無かったんだろうな〜あの公開された場では、なかなかいえないこともあったろうけど、どれだけ説明力に乏しかったかにとっても興味がある。


 ふと我に立ち返り、バイヤーな私。自分が決めている価格の妥当性を他人に伝えられるかどうか、を考えている。今回の事業仕分けをされた官僚たちが他人事ではないのだ。買っている価格の妥当性を真摯に謙虚に説明してこなかったから、今のバイヤーの地位の低さがあると思えて仕方が無い。


 なかにはあります、売り手の力が強くて、どう考えてもサプライ側の言いなりにならざるを得ないモノやサービス。でも、十分に競合可能な製品だって、論理的妥当性を持った説得力のある理由を持ちえているかどうか。

● 短納期

● 自社の特殊仕様

● 相対的な一番安い発言

 こんな理由はダメなんだろうな。日本の頭脳(?)である官僚の皆さんが、どんな説明力を持っているのかが知りたい。