トップバイヤーの条件〜打ち合わせ編
今日から11月ですね。今年もあと2ヶ月、朝晩が寒くなってきましたので、みなさんくれぐれもご自愛くださいね。
*トップバイヤーの条件〜打ち合わせ編
事前に「アジェンダ」と呼ばれる希望打ち合わせ内容のサマリーを打ち合わせ相手に送ることは、比較的どんなノウハウ本にも書かれてますね。しかし他人より抜きんでるトップバイヤーであれば、あらかじめ議事録を作ってしまいます。この場合の議事録とは、出席者の発言一字一句を記載するものでなく、
1.討議のポイントや問題点
2.具体的な合意事項
3.打ち合わせ後に履行すべき内容と責任者
を明記します。これをおこなうと、打ち合わせ相手の具体的なやりとりや、先方の出方に対して考えが及びます。当然、事前の見立てと異なる点があっても、その場で修正すれば良いわけです。
●本日の金言
ひとつの冷静な判断は、千の会議に勝っている。やるべきことは光を与えることであって、熱を与えることではない。
トーマス・ウィルソン
1900年代初頭にアメリカの大統領(第28代)だった方の言葉です。当時からきっと有効性を疑問視するような会議が多かったんでしょうね。有効な会議を実践するコツは「なんだかよくわからないから、とりあえず関係者が集まって会議をしよう」ってことをやらないことです。少なくとも自分が会議開催者になった場合は、状況に関してすべて補足して、その上での疑問点をクリアにして、意志決定をおこなう。すると、1時間以上の会議って撲滅します。
そして、ここでもいろいろ書いてます。