交渉における混乱

*交渉における混乱


交渉にもっとも有効な策とは、交渉相手に理路整然さを失わせることです。なんだか訳がわからなくなってしまい、相手を不安に陥れることで、譲歩を引き出せる可能性が高くなります。もし、相手がなんらかのミスを犯して、お詫びにくるという場合には、それこそこれまでにないくらいの歓待をしましょう。「いったい、何があるんだ?!」という相手の不安こそ、相手を根拠なく考えさせ、混乱させる一番の薬となるわけです。あまり頻度高く使える手法ではありませんが、ここぞ!のときには有効です。


*私の好きな一言


世の中の人は、なんとも言わば言え、わが為すことは、我のみぞ知る 坂本龍馬

歴史上の人物の中では、もっとも人気がある方の言葉です。

坂本龍馬は、教師に見放れ塾を辞めさせられるといった、キツイ経験を若いときに味わっています。結果として、そういった一般的な思考を持たない部分が、薩長同盟大政奉還に着想し、行動力によって実現へと繋がってゆきます。最近のより一層強くなった横並び意識への警鐘として、そしてどうせ横並びをするのなら、グローバルな視野で、世界のビックビジネスとの横並びを目指す発想を持ちたいですね。それが、たとえ日本国内の非常識となっても、です。

そして、ここでもいろいろ書いてます。