まったく予定外のサプライヤーの来訪にどのように対処するか

*まったく予定外のサプライヤーの来訪にどのように対処するか


来訪者管理が厳格になり、今ではなかなかアポイント無しの来訪者に遭遇することは少なくなりました。しかし、他部門が呼び入れたサプライヤーの担当者が予定外に調達・購買部門を訪れることもあります。また、既知のサプライヤーの担当者が突然やってくることもあるでしょう。そんなとき、どうするか。

以前、さまざまな企業のバイヤーたちと話をしたことがあります。ほぼすべてのバイヤーが「会わない」とのことでした。確かに多忙な日々の中にあっては、予定外の出来事に対応するのは難しいかもしれません。私は、以前からどちらかと言えば突然の来訪者には時間の調整の可能である限り、会っていました。そして多くのバイヤーが「会わない」のであれば、より一層会うことに務めるようになりました。バイヤーだって、同僚の、そして競合企業のバイヤーたちと競争しているのです。一歩でも他と異なって自社に優位な対応を引き出そうと、日々奔走するわけですね。で、あるならば、他のバイヤーのやらないことをやった方が良いと思うのです。


●人間は、あまり必要でもないことを多く学ぶよりも、必要なことを少し考える方がよい。
ジョージ・バーナード・ショー

現代は「情報過多」の時代です。オフィスや、通勤途中でも、パソコンやスマフォからあらゆる情報が入ってきます。しかし、その多くは「あまり必要ではない」情報ではないでしょうか。情報について、「収集」よりも「整理・分析・発信」が今、求められています。そのためには、情報から離れ、自分と向き合って思いをめぐらせる時間を持つことも必要です。そのためには、あれもこれもでなく、テーマを絞る必要があります。情報過多な時代だからこそ、処理能力の向上のために「必要な事を少し」というのが、とても心に残るのです。


そして、ここでもいろいろ書いてます。